【旅の準備】超初心者向け海外旅行ガイド
4 個人旅行と団体旅行 2 2023年1月20日
ただ悪い1日なだけさ、悪い人生ってわけじゃないよ
(米 俳優 ジョニー・デップ)
③交通の便を利用するのが難儀 ・・・
このケースは結構多いと思われます。一般的な交通ですと、西欧ですと「鉄道+タクシー」、アメリカですと「レンタカー」、東南アジアですと「航空国内ローカル線か都市間バス」ということになります。厄介なのはバスです。
このチャプターでは、私が団体旅行よりも個人旅行をお勧めしている理由をお伝えします。
例えば、ミャンマーの例で、第2の都市マンダレーから中心都市であるヤンゴンに向いたいとします。航空便の選択肢がありますので本当は心配ないのですが、仮に予約が取れなくて高速バスでヤンゴンに向かうことにします。
ホテルや旅行代理店で普通にバスチケットを買い、タクシーで長距離バスのバスターミナルに向かいます。さて、ここでチケットに記載されたバスを見つけて、そのバスに乗ることができるか?バッグパッカーでもなければ、成功するかどうかはおそらく半々だと思います。
バスターミナルの中にはおそらく100台を超えるバスが停まっています。
たくさんのバス会社があるので、目指すバス会社はどこか?場内の案内はどこか?バスはどこに停まっているのか?人に聞いても言葉が通じない。場内の案内を見つけてもアルファベット表記がない。停まっているバスのフロントを見ると、かろうじて、バスの行き先表示にアルファベットで"Yangon"と書いてあるくらいです。
こういった場所に個人旅行を計画するのは、少し海外旅行の場数を踏んでからのほうが良さそうです。
④言葉が通じない ・・・
外国の人が日本に来て、日本人に話しかけても逃げられて、英語を話してくれない、というのを聞いたことがあります。
それでも日本の場合は、街中の案内に英語の表記の他に中国語も韓国語もあるからいいのですが。我々が海外に行ったときはどうでしょう。
海外とはいっても、いろいろな国があります。英語が母国語の国、日本のように英語国ではないがアルファベット表記をしてくれている国、街中の人に英語で話しかけて結構通じる国、まわりを見渡してもアルファベット表記は見当たらず、英語で話しかけても全く通じない国。
スペイン語や中国語が得意だという人は羨ましいのですが、ほとんどの人が英語だけが頼りだということだろうと思います。言葉の通じない国に行くには団体旅行もありだと思います。
この具体的な例としては、人気のある旅行先としてトルコのカッパドキアが思い浮かびます。
トルコでもイスタンブールであれば、英語だけで行けます。トルコの内部に入るとトルコ語の世界です。
カッパドキア周辺は観光地ですから英語でも大丈夫ですが、周辺では通用しません。旅行先がこういった状況だと、最初のうちは、個人で旅行するのはなかなか難しいと思います。日本で団体の旅行を探すというのもありますが、現地でツアーを探せば、多少は安く行けることになります。(続く)