ロンドン旅行ガイド

 

2 イギリスへの渡航制限(2023_1_1現在)

 

いらぬ取り越し苦労をするなら、前もって考え計画したほうがよい

(英 政治家 チャーチル)

 

2023年1月1日現在の状況をご説明しますと、イギリスへの渡航は何の問題もありません。その理由は、

 

① イギリス政府はCOVID-19に対して対策しないことを基本方針としている。

② イギリスにおけるCOVID19の流行状況が低位で安定している。

の2点があげられます。

 

イギリスの入国制限は大幅に緩和されており、日本からの旅行はいかなる準備をしなくても、ビザなし、隔離なしでイギリスに入国できます。

 

イギリスにおけるCOVID-19の現状

 

イギリスにおけるCOVID-19の安定した現状をご覧いただくためにグラフを1枚用意しました。

上のグラフはオックスフォードのデータセンターが提供しているCOVID-19の新規感染者の推移です。

 

期間は流行が始まった2020年の春から現在(2023年1月)までをカバーしています。縦軸は百万人あたりの新規感染者数を示しています。

 

このグラフで赤色の線がイギリスのデータです。2022年の初めに大きなピークを迎えましたが、現状は低レベルで安定しています。

 

比較のために緑色の線で示される日本のデータを載せています。もう一つ、参考として第2次フェーズで大流行を経験したインドのデータ(薄茶色)も載せています。

 

一方、日本への帰国については注意してください。渡航先の検疫に、ついつい意識が向きがちになり、日本への帰国時の検疫対策の準備がおろそかになりがちですので、忘れないよう注意が必要です。

 

内容的には3回のワクチン接種を済ませていてその証明が可能で、政府が指定したアプリをスマホにインストールしていることと、特に問題のないものですが、忘れていると手間取ることになります。

 

日本政府が2022年11月に示した検疫方法についてリンクを貼っておきますので、渡英される方は参考にしてください。