旅物語 第30回「京都の枝垂れ桜」(2024年3月29日~4月4日)

2024年4月3日

 

(写真・文、 光岡主席研究員)

 

京都は、3月29日にようやくソメイヨシノの開花宣言がありました。平年より3日遅く、開花の早かった昨年からは12日遅れです。

 

なので、早咲きの「枝垂れ桜」を見に、3月29/京都御所、30/本満寺・六角堂、31/山科・岩屋寺・大石神社、41/丸山公園、2日/醍醐寺を訪れました。「枝垂れ桜」も、まだどこも8分咲き程度でしたが、やはり優雅でした。

 

どこも訪日外国人でいっぱい、80%が外国人でしょうか。御所や丸山公園では欧米人が多く、醍醐寺では80%は中国人でした。日本人は全くの少数です。

御所・「出水の枝垂れ桜」

御所・「近衛邸址の枝垂れ桜」

出町柳の本満寺の枝垂れ桜・・・丸山公園の枝垂れ桜の姉妹木です。

六角堂(頂法寺)の枝垂れ桜・・・本堂の屋根が六角形なので「六角堂」と呼ばれています。

池坊/生け花発祥の地です。

山科・岩屋寺・・・大石内蔵助の閑居があったため「大石寺」とも呼ばれる。

山科・大石神社・・・昭和の初めに岩屋寺の横に大石内蔵助を祀った。

祇園・八坂神社の裏手にある丸山公園の枝垂れ桜・・・京都で一番有名な桜です。

醍醐寺の枝垂れ桜・・・広大な境内に無数の桜が咲き乱れ、圧巻です。

醍醐寺の枝垂れ桜・・・この無数の桜、華やかさ、派手さは、豊臣秀吉の「醍醐の花見」を思い出します。