2019年6月6日
(マラソン講座)データから読み解いた航空事業
(第24回;2019年6月6日)
貨物事業(2)~国内貨物(2)~
1.国内貨物・郵便; 貨物・郵便ともに減少
① 総需要; 貨物は一時(2008年度)の100万トン規模から減、
郵便は小包がなくなって大幅減
・ 貨物; 横ばい~減少傾向にある。 陸送に押されているためか?
(
郵便; 2007年の郵政民営化で小包が宅配化(郵パック)して貨物に移った。
② 収入推移; 貨物はJAL減少、ANA横ばい、郵便は両社減少
(JAL破綻のため途中データなし)
③ 2006度と比較すると、
・ 貨物; JALは物量減 ⇒収入減。
ANAは物量は小幅増えて、収入はほぼ横ばい。
・ 郵便; 両社、物量、収入ともに大幅減少。
重量ではJAL/ANA拮抗、収入ではJALの方がやや多い。
・ 収入単価; 貨物は両社ともに低下。
郵便の上昇は、客体構成の差が働いていると考えられる。
(低単価の小包がなくなったこと)
以上