2021.10.1.

Jetstar-Japan、2021年6月期は▲200億円の赤字

JALLCCであるJetstar-Japan20216月期の決算が発表された。

売上高は159億円であり、これはコロナ前(20196月期)の約1/4である。

営業損益は▲197億円の赤字であり、最終損益も▲206億円であった。

 

純資産は大幅な債務超過ではないかと思われる。

JALが支援を決めた(支援額は不明)ので、その規模は縮小され、必要最小限の運転資金も確保できていると思われるが、厳しい経営状況にはあるだろう。

 

旅客数はコロナ前の約1/3であった。

旅客単価は11千円↘8.7千円と大きく落ち込んでいるが、搭乗率確保のための価格政策の結果と思われる。

 

過去からの経営状況(推移)については以下参照

 

数字で読み解く日本のLCC1同(2同(3同(4

 

 

以上(赤井)

2021年x月x日