2020年3月28日
国際線の運航状況 (主要空港)
コロナウイルスの影響による国際線の減便状況について、先般(3月16日時点)まとめたが、
その時点では運航便のあった主要7空港について、3月28日の状況を整理してみた。
なお通常時の便数規模に近似するものとして2019夏ダイヤでの便数(往復/日)と比較してみた。
1. 主要7空港の運航状況
※成田/羽田/関西/中部/福岡/那覇/新千歳
・ 運航されているのは成田、羽田、関西、中部の4空港のみ
・ いずれも3月16日時点の半分以下
・ 羽田・成田は通常規模の1/4程度、関西・中部は1割未満
・ 福岡、新千歳、那覇は全便運休/欠航
・ ANAは41便運航、JALは22便、2社あわせた便数は外国社より多い
(=外国社の減便規模がはるかに大きい)
(図表1) 主要7空港の国際線運航状況(3月28日出発便)
2. 4空港の路線別運航状況
・ 韓国/中国・香港線の運航は成田と関西空港のみでごく少数
・ 台湾線は少数ながら、4空港で運航されている。
・ その他の路線についても、各地域の基幹空港への便である。
(ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ロンドン、フランクフルト、バンコク、シンガポールなど)
(図表2) 主要4空港での路線別運航状況(3月28日出発便)
以上(Y.A)