2020.4.20.
コロナの影響、国内線の運航状況
(4月28日の運航と減便の状況)
4月19日時点での各社の情報にもとづき、4月28日の国内線の運航と減便の状況を調べたものです。(各社の時刻表、運休情報、予約検索をもとにしています。)
1. 4月28日の各社の状況; 減便は更に拡大
・ 大手2社は大幅に減便、提携会社とのコードシェア便や乗継便を使うことで
各路線のミニマム便数確保に努めている。
特にANAは、コードシェア便(84便)を活かすことで、自社便は8割の減便と
している(自社便運航は72便)。
JALはコードシェア便が少なく(21便)、また減便の少ない純ローカル線が多く、
6割の減便(運航便数は163便)。
・ SKY; 7割減便だが、各路線ミニマム便数をほぼ確保。
・ LCCは減便幅が大きい。
・ リージョナル航空もこれまでより減便幅が拡大している。
【国内各社の1日の計画便数と運休便数(4月28日)】(便数は往復/日)
(注)前回のレポートでは、SKYの数値は実際値と乖離しておりました。
今回はそれを改めています。
2.会社別、路線別にみた減便の状況(4月28日)
・ ANAは8割減便、但し羽田・伊丹・中部等主要空港からのコードシェアや乗継便を
活かして、各路線のミニマム便数確保に努めている。
・ JALはローカル線の運航率が高いこともあり、全体では約6割の減便。
・SKYは7割減便、各路線のミニマム便数をほぼ確保
・ADOは55%減便 各路線ミニマム便数を確保
天草エアラインと新中央航空は表示を省略
以上(Y.A)