ゴールデンウイークの旅客実績概観
2018年5月8日
国内航空各社が発表したGW(4/27~5/6)の旅客実績*をもとに、傾向を概観した。
(注)各社公表値及び一部日刊航空の記事をもとにしている。(前年数値は変化率から逆算)
なおリージョナル航空のFDAは含めていない。
1. 概括
① 期間中の旅客数は、国内線・国際線ともに供給増率を上回る好調な伸びを示した。特にANA国内線は小型化による席数微減の中で+7%(+86千人)の伸びであった。
② LCCの国内線旅客シェアは10%を超えた(座席シェアは9.3%)。
うちJetstar-Jは5%で、ANA系のPeachとVanillaは計4.9%とこれに並ぶ。
国際線(国内航空会社のみの数値)でのLCCシェアは18%であった。
③ 国際線でも大手2社の旅客数の伸びは大きいものであった。
④ 国内線の搭乗率は、大手2社は80%弱、一方SKYとLCCは85%を超えた。
国際線はANAが80%、JALとLCCは85%超であった。
2. 図表でみるGWの各社旅客実績
(国内線旅客シェア)
(国際線国内会社での旅客シェア)
(各社の搭乗率;%)
(各社の旅客実績)
以上