2023.2.11.
再上場、累損一掃、年間純利益が90億円に!
4.財務状況
・ 12月に東京市場に株式再上場、その際発行した新株式により139億円を調達、うち68億円を
累損一掃に充て、71億円を資本に積み増した。
・ 手元資金は期首から倍増して183億円となった。
ただし借入金が310億円残っている。
300億円超をリース機返還時整備への引当金として計上しているが、それに見合う額を長期預け金として手当てし、手元資金とは別計上している。
・ これまで累積した税務上の赤字は今後の黒字で解消できるものとして、その将来の税金軽減分
188億円を繰延税金資産として計上している。
(SKY/SFJ比較)SKYと比べてSFJは;
・ SFJは約90億円を増資等で調達したが、累損を解消できず、純資産は7億円にとどまっている。
・ 借入金は31億円と少なく、手元資金は67億円。
5.年間の収支見通し(SKY)
・ Q4で若干の赤字を見込み、年間営業利益は31億円。
・ ただし純利益を90億円としている。
これは1~3月の間に、巨額の特別利益等特殊な処理があることを示しているが、その内容は
不明である。
以上(赤井)