ロンドン旅行ガイド

 

6 ホテル探し  7 アパートメント・B&B

 

他人の意見よりも自分の判断に従うほうが大概の場合、正しい

(英 軍人 ネルソン)

 

 

⑥ アパートメント

 

人によって期間の定義は異なるでしょうが、長期で滞在する人にはアパートメントタイプの宿泊施設もおすすめです。

 

場所はハイドパーク周辺で探せます。料金はピンからキリまであります。ホテルと異なる一番の利点は、キッチンを使えることです。

 

食事をパブで食べ続けるという手もありますが、レストランはどんな店でも意外と高くつくと考えていいと思います。長期滞在の場合、毎日外食するのはコストがかかりますし、加えて、一人旅ですとレストランで一人で食事をするというのは、できなくはないことですが、周りがカップルや家族連ればかりで、やや気が引けるものです。

 

夜、ホテルの部屋でスーパーで買ってきたパンやサラダ、ハム、チーズでサンドイッチを作って食べるのもおいしいですが、毎日冷たい同じ食事だと飽きが来ますし、時には暖かいものが欲しくなります。

 

アパートメントで食べるイギリス風の食事

 

一般的なイギリス人の日常食は、「食パン」、「冷凍のフレンチフライドポテト」、「でんぷんのたくさん入ったふにゃふにゃのソーセージ」の3つであるとイギリスに住む日本人に聞いたことがあります。

 

焼いた食パンにフレンチフライドポテトを挟み、ケチャップをかけて食べると母親を思い出すと言ったイギリス人もいました。食べると、たしかにおいしいです。

 

これらの食品をスーパーマーケットで探すと、物価の高いロンドンでも日本より安い値段で買うことができます。イギリスの平均的な庶民の常食のようです。

 

イギリス人はフライパンを使いません。牛肉でも羊肉や鶏肉、魚でも、塊を一つ買ってオーブンで焼きます。キッチンに必ずあるオーブンでその塊を焼いて別にスーパーで買ったソースをかけ、ナイフ・フォークを使って切り刻みながら、食パンやフライドポテトと一緒に食べると、立派なイギリス風の温かい夕食になります。

 

アパートメントに泊まるなら、面倒でも肉に振りかける塩コショウは小分けして日本から持参した方がいいです。大きなスーパーでも小瓶では売っていません。

 

⑦ B&B

 

ホテルの一種ですが、イギリスではよくB&Bという言葉をよく聞きますので、別項目にしました。AIR BNBとは別物です。ベッド・アンド・ブレックファストの略語です。朝食がついてきます。

 

当局の管理の基準がホテルとどう違うのかについては知識がありません。日本の民宿といったイメージの田舎のミニホテルで、料金も比較的安いです。

 

郊外に出ると見かけますが、お手軽に泊まれる宿といったところでしょう。郊外の観光に出て宿泊施設を探すときにB&Bがぴったりです。ネットで探せます。