ロンドン旅行ガイド

 

6 ホテル探し  3 安全なハイドパーク周辺の紹介2

 

天は自ら行動しない者に救いの手をさしのべない

(英 劇作家 シェイクスピア)

 

 

 

ハイドパークの南側

 

基本的に高級な住宅街で構成されています。歴代の首相も住んだような街です。

 

ピカデリー線が通るナイツブリッジ駅、ピカデリー線とサークル線が通るサウスケンジントン駅、サークル線が通るスローン駅。これらの駅に囲まれた場所です。ホテルも大小たくさんありますし、デパートのハロッズやブランド店、裏通りには高級なレストランなどもあります。

 

サウスケンジントン駅の北には、ビクトリア・アルバート博物館やアルバートホールなどもあります。

 

ハイドパークの北側

 

ここはセントラル線のマーブルアーチ駅からランカスターゲート駅までの北側一帯です。

 

この辺りにはオフィスや高級な住宅街が広がっています。

 

北にあるパディントン駅に近寄りすぎると住居環境が変わりますので、安全なエリアは公園沿いの東西に広がるエリアです。

 

少し脱線しますと、私はセントラルラインを中央線と勝手に頭の中で翻訳しています。サークルラインの真ん中を東西に貫き、東にはオックスフォードサーカス駅がありベーカールーラインでピカデリーサーカス駅と、西はノッティング・ヒル・ゲート駅でサークルラインに接続しています。

 

 

さて、上記3つのハイドパーク周辺のエリアはとてもいい場所でホテルもたくさんありますが、これらのエリアでは宿泊コストが基本、高くつきます。

 

私の場合、コストの面から基本的にホテル探しの対象地域から外していて、最初に紹介したハイドパークの西の端にあるケンジントン宮殿の南西のエリアでホテルを探します。

 

ロンドン東部地区 郊外

 

 メイフェアの東には、イギリス経済を支える金融エリアの「シティ」があります。

 

ここには宿泊施設はあまりありませんが、その東側、北側にも市街地は広がっていてホテルもたくさんあります。ただし、相対的に安全度が低い地域だと思っていて、ホテル探しの対象エリアからは外しています。

 

ロンドンはもともと物価の高い都市ですが、東部、東北部ではカムデンなどのウィークエンド・マーケットがたくさん開かれます。別のところで詳しく紹介しますが、とても安い価格で衣類や日用品、食品を買うことができます。

 

昼間、明るい時間帯にそういった場所を観光で訪れることをお勧めします。

 

郊外には一軒家や二軒長屋が並ぶ団地がたくさんあります。郊外に出ると、泊まりたくなる宿泊施設も点在しています、

 

ホテルとして宿泊可能なマナーハウス(Manor House:昔の領主の館。大きなものはダウントンアビーに出てきたような建物です)に泊まるというのものです。次の項でご紹介します。