ロンドン旅行ガイド

 

1 ヒースロー空港 3 両替・SIM・オイスターカード

 

悲観主義者はあらゆる機会の中に問題を見いだし、楽観主義者はあらゆる問題の中に機会を見いだす。

(英 政治家 チャーチル)

 

通貨と両替

 

2023年1月時点のレートで1ポンド160円程度です。イギリスの通貨、ポンド(£)は国際通貨です。

 

日本でも両替できますが、到着後にクレジットカードを使って(1回で精算)ATMからポンド札を引き出すのが、交換レートは良いと思います。

 

現地では少額のものもクレジットカードで支払う人が多いと思います。現金はなるべく使わず、クレジットカード中心に使いたい人は、街中にATMがたくさんありますので、最初に空港のATMで引き出す(Draw Out)現金は200ポンドあれば十分だと思います。

 

尚、イギリスは(チップ)の国ですから、チップ用の小銭を多少持っておく必要はあります。

 

ATMのある場所は次のページを開いて、利用するターミナルをクリック、虫眼鏡マークをクリックするとATM検索窓が出てきます。

ヒースロー空港ターミナル・マップ=ヒースロー空港会社

 

下の写真はクレジットカード(サンプル)の裏側の写真です。

 

右下にあります「PLUS」のロゴはこのクレジットカードをATMで使用する場合の適応端末の判別コードです。VISA⇒「PLUS」、MASTER⇒「Cirrus」で対応していて、ATMの端末機にもこれらのロゴが表示されていて、対応機であることを表わしています。

 

 

SIMカード(スマホ)

 

海外旅行中のスマホ使用は普通になりました。旅先では地図の利用をはじめ、交通機関やホテルの調査や予約、購入に利用します。

 

空港でもsimは買えますが、ロンドンに行く際には出発前に準備を済ませて、コストが高くつくことはないと思われます。

 

スマホ利用については日進月歩で、変化が激しいのですが、ロンドン市内で単発でsimカードを購入する値段は、£20で3GBです。ドコモが2021年に始めた、オンラインで提供するahamoサービスでも20GBで月額2,700円と案内されています。

 

オイスターカード

 

ロンドン空港から市内への移動については別のところで説明しますが、「Oyster Card」を持っていない人は、ヒースローエクスプレスや地下鉄の空港駅で、チケットを買うかわりに「Oyster Card」を買われることをお薦めします。

 

東京で使われているスイカやパスモと同じような非接触型の交通カードで、ロンドンの地下鉄や国鉄などで使えます。使い方は改札口でパッドに当てて入出場するだけです。

 

利用の都度チャージしていたお金が減っていきます。発行手数料が必要ですが、毎度チケットを買う煩雑さがなくなり、時間の無駄が省けます。また、日本のプリペイド交通カードとの違いは、①都度チケットを買うより破格に安く乗れること、②選択可能な最も安い運賃を自動でシステムが計算してくれることの二つです。

 

ロンドンの中心部で地下鉄の改札口を通ると、(single trip)の料金が引かれますが、何度か改札口を通り1日券(one day trip)の料金を超えそうになると、何も宣言しなくても、システムが最適な上限料金(1日券の料金)を自動的に選択して、それ以上はチャージを引き落さなくなります。

 

残高が減ったらHeatrow Express に乗る場合は£40、それ以外では£20程度をチャージ(Add Pay)します。帰国の際にチャージ額を残したまま持って帰ることもできますし、持ち帰らない人は空港のチケットブースで現金化することもできます。